スクスタメインストーリーを読み終えて
はじめまして。きー。🔑です。
ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル オールスターズ(以下、スクスタ)のメインストーリー、first seasonが終わりを迎えましたね。
個人的には、色々と不満もありましたがやはり虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(以下、ニジガク)のストーリーとして、そしてラブライブ!のストーリーとして、素晴らしい物語だったと思います(これからも続きます。)
1.スクールアイドル
ただ、僕がストーリーを読んだ上で声を大にして言いたいのは
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、μ'sが作り出し、Aqoursが広げたスクールアイドルというひとつのコンテンツの集大成、言わばスクールアイドルの可能性の縮図である。
ということです。
μ'sは、(今は亡き)A‐RISEと切磋琢磨し、その頃はまだ爆発的な人気とは言えなかったスクールアイドルというひとつのコンテンツを、自分たちの学校を救うという目標を達成しつつ、大きなものとするきっかけを作り出しました。
Aqoursは、μ'sに憧れ、μ'sと同じ道を辿ろうとする高海千歌の人間的成長を描くと共に、大きくなったスクールアイドルという業界で勝つことの難しさ、廃校の危機を脱することの難しさを教えてくれて。それでも、キセキは起こすものだと、夢は言葉にして、行動することで叶えられると。そうして、挫折を乗り越え、努力をし、キセキを起こしたAqoursから、スクールアイドルというものの可能性は、みんな次第だと。誰だって無限大なんだぞと。そう示してくれました。
ここで自分が大事に思っていることは、両作品共通の
羽根の演出
です。
μ'sの時点で、白い羽根は産まれました。僕はこれをそのまま、スクールアイドルμ'sの象徴として捉えました。
そして、Aqoursはこの白い羽根を追いかけました。
しかし、そうじゃないと。この白い羽根は、自分たちのものではないと。自分たちには自分たちのスクールアイドルとしての色を生み出すべきだと。青に染めました。
劇場版では、Saint Snowの薄紫色にも染まっていましたね。
そして劇場版 「Over the Rainbow」を経て、時代は分岐し、そのひとつのルートがこのスクスタのメインストーリーだと考えました。
ここでいうRainbowとはニジガクのことではなく、''どんな色にでもなれるスクールアイドルみんな''だと思っています。
そして虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。
全員の個性がバラバラで、なおかつ同好会であるということで主にソロ活動。だからこその、虹。9色。9人9色。正に縮図と言っていいのではないでしょうか。そして、その9人が集まって歌う全体曲。
スクールアイドルみんなが集まって歌う
SUNNY DAY SONG で同じような描写がありましたが、このスクスタの世界線。目標はもちろん、スクールアイドルフェスティバルの開催。
メイン曲とも言える、OPでは27人が踊り、17章でも最後に歌われたであろう
''TOKIMEKI Runners''
これを本来ニジガクの9人が歌っていて、このスクールアイドルフェスティバルで歌われる。
これはこの世界線におけるスクールアイドルというコンテンツの集大成になっていると思います。
そして、三船栞子。
キャリアや立場は全然違いますが、彼女は加入前ニジガクにとってライバル的存在、いわばA‐RISEやSaint Snowと似たような存在として置かれているのでは?と思います。
そして加入したことによって、ニジガクというスクールアイドルの縮図としてより成り立つものになったと考えます。
なにより、三船栞子さんには僕がめちゃくちゃ期待しています。
また新たな可能性が生まれ、それはつまりまた新たな物語が生まれますね。
非常に楽しみです。
縮図縮図と、少し言い方が悪いかもしれませんが、これはつまるところの
''先人(μ's、Aqours等)のスクールアイドルに対する努力の結晶''
と同意です。個人的には、同意です。
なので、この先のニジガクにはめちゃくちゃ期待しています。この先、スクールアイドルはどのように進化していくのか。それを、今後のニジガクの物語が、示してくれると思います。
2.最後に
今回短くなってしまいましたが、まあメイン全部について感想を述べていたら大変なことになってしまいますのでこの辺で。
個人的にはやっぱりラブライブ特有の天気描写や、ラブライブサンシャインの入学希望者募集のシーンに重なる部分があったボランティア募集のシーン、そしてなにより16章9話の夢への一歩の入りが、すごく印象的ですね。
やはりスクスタは(ストーリーは)神。
今後にも期待しましょう。
次回はラブライブ!サンシャイン!!のアニメについて書きたいですけど、どうなるかわかりませんね。
それではおやすみなさい。